
私が人事部長をしていた時に常々考えていたのがメンバー構成です。
今でも私が集めた人事メンバーは最強だったと思っていますが、かなり個性の強いメンバーだったとも思っています。
人事の仕事はかなり多岐にわたるため、役割により向き不向きが多少あると思っています。
例えば労務の担当と採用の担当の適性は違うと思っています。
そんな中で私が考えていたのがサッカーチームにちなんで、フォワード型、ミッドフィルダー型、ディフェンダー型でチームメンバーを分けていました。
フォワード型(採用などの営業的な仕事に強いが、労務などのルールや規則に弱い)
ミッドフィルダー(バランス派でどのポジションもこなせるが爆発力がない)
ディフェンダー型(労務などの守りが強いタイプ。リスクをよく見て対応するがその分保守的)
どれがいい悪いではなく、どのタイプも必要だということです。
なのであなたが人事部長だったら好きなタイプだけ集めればいいわけではないということを知っておいてください。
あと、たまには採用担当に労務の仕事を手伝わさせる。
労務に採用の仕事をさせるといったジョブチェンジはやることをおすすめします。
同じ人事でありながら対立が起きやすい分、お互いのことを理解させる必要があると思っています。
それ以外にも私が人事メンバーを採用する際に心がけていたことはありますが、またそれは別の機会に。