ここ2−3年でHRとITの距離が急激に縮まりました。
もはやHR人材の必須要件としてITは含まれてくるでしょう。
エンジニアになれというわけではないですが、適切なシステムを選択したり、適切に運用したりするためにITリテラシーは必要になってきます。
社員の採用をITの力を使わずに行っている会社はどれくらいあるのでしょう。
多分、ほとんどの会社が何かしらのITの力を利用して採用を行っているでしょう。
ただ、いくつもある選択肢から適切な運用ができている会社はどれくらいあるのでしょうか。
営業の言いなりにならず、採用ツールの違いを明確に理解して運用している会社はどれくらいあるのでしょうか。
HR担当者で真剣にITリテラシーを身につけようと考えている人はどれくらいいるのでしょうか。
経営陣も放っておけばHRは勝手にITリテラシーを身につけると思っているのでしょうか。
そんなに都合良くはいきません。
強い会社は現場からITに強い人間をHRに配置したり、HR責任者をITの強い人間にしたり、HRの担当者にITリテラシーの研修を受けさせたりしています。
ITはあくまでもツールですが、使えこなせないツールは毒にしかなりません。
HRとしてITは必須科目だと思ってください。